空き家にかかる維持管理費は年間55万円?!管理不届きだと固定資産税が更に6倍へ跳ね上がる

空き家の維持管理費は賃貸経営しているオーナーなら、誰しもが気になるところですよね。

あなたは、そんな空き家の維持管理費を知らぬ間にカサマシしてしまっている可能性も・・・!

じつは空き家を放置したままだと、最悪のケース、以下のような事態になってしまうのです。

 

  • 空き家の維持管理費は年55万円
  • 半年ごとに何かが起き、トドメは固定資産税が最大6倍に!
  • 人は3年で力尽き、空き家は9年で自然に還る

 

そんな最悪のケースを知っておけば、空き家の維持管理費が余計に増えるのを未然に防ぐこともできますよね。

 

それでは、ひとつずつ解説していきます。

 
【①空き家の維持管理費は年55万円】
「家は物理の法則に従い、そこにたたずみ、静かに朽ちるだけ」。

 

では、「放っておけば害も益も何もないのか?」というと、そうではありません。

 

 

筆者のいる地方都市の空き家の維持管理費用は、年間40~60万円が目安です。

 

「そんなにかかるのか?」と疑いたくなりますが、かかります。

 

 

電話・電気・ガス・水道は空き家になって解約するとして、それら以外に家を維持管理するのに必要な項目をざっと挙げてみました。

 

・固定資産税

・自治会費

・庭の剪定(年2回)

・偶発的な損傷

・見えない費用(瓦の交換、外壁の交換)

 

 

筆者のいるところは、庭があって家が大きく、地価が安いという特徴があります。

 

かと言って都市の小さい家なら比例して安くなるかというと、そうでもありません。

 

材料費がかかりませんが、地価は高いし小さいなりに手間がかかります。

 

 

固定資産税は法律に基づくので仕方なく払うとしましょう。

 

空き家でも自治会費を請求してくるところは多くあります。

 

庭の剪定だって、1 日の職人の日当が2万円から3万円といったところですから、節約にも限界があります。

 

 

後でも説明しますが、空き家になれば半年ごとに何かが起きます。

 

雨、風、雪による偶発的な損傷は、とりあえず年5万円としておきましょう。

 

 

そして、見逃せないのが定期交換費用です。

 

給湯器やエアコン等の設備もありますが、空き家でお湯が出なくても、エアコンが効かなくても困らないとして考慮外としましょう。

 

しかし、瓦と外壁はそうはいきません。

 

家を水の侵入から守る、瓦と外壁の交換はどうしても必要です。

 

そして、瓦と外壁を、自分で DIYできる人は、普通いません。

 

 

確かに、空き家になって2、3年放っておいても何も起きないように見えるかも知れません。

 

雨漏りを放置しても、すぐに家が倒れてしまうわけでもありません。

 

が、放っておけば、その分費用が余計にかかったり、いざというとき売れなかったり、そのツケは必ずやってくるのです。

 

 
【②半年ごとに何かが起き、トドメは固定資産税が最大6倍に!】
実際に空き家を管理していると、今はちゃんとしている家でも、半年も管理していれば 「何か」が起きて維持管理費が発生します。

 

ただ、それがどんなことかは予想できません。

 

小さなことかもしれませんし、空き家の維持管理費を払うほどに対処が必要なことかもしれません。

 

でも、それは本当に起きるのです。

 

 

たとえば、ツバメが巣を作ったり、それ自体は微笑ましいですが、下に真が落ちてわれると嫌でしょう。

 

今度はそれを嗅ぎつけてくる虫がやってきます。

 

それから、ネコがいつの間にか入ってきたり、ネコならいいですが、 ハクビシンとなると、天井裏に翼のタワーを作っていきます。

 

しかも、3センチのすき間があれば、こじ開けて家の中に入ってくるというから油断できません。

 

 

侵入するのは動物だけではありません。

 

人だって侵入することがあります。

 

いつの間にかガラスを割られて一夜の宿に使われたり、悪い不良のタバコの溜まり場になった空き家を筆者は実際に見ましたし、犯罪のアジトに使われることだってあり得ます。

 

 

そして、放置した空き家には「固定資産税が最大6倍」というペナルティが課されます。

 

この制度、もともとは、昭和8年、日本の高度経済成長時代、マイホームが夢のまた夢、 住宅不足が深刻だった時代に、国もなんとか家を建ててもらうために「家を建てた土地の固定資産税を最大2分の1にする」という特例を設けたことからはじまります。

 

そして翌年、2分の1では満足せず、なんと6分の1と大盤振る舞いしてしまったのです。

 

 

この、「小規模住宅用地の課税標準の特例措置」をひどい空き家(特定空家)では適用しないこととなったのです。

 

いままで空き家でも家さえあれば固定資産税が安くて済みましたが、それが空き家増加の温床となっている、と国は考えたのです。

 

国土交通省資料に特定空家の認定基準がありますので、こうならないよう、持ち主が空き家を維持管理することが必要なのです。

 

【③人は3年で力尽き、空き家は9年で自然に還る】

普通の人が空き家を抱えて、なんとか維持管理しようと努力するのですが、限界があります。

 

最初は頑張っても、だいたい3年で、維持管理費だけでなく、時間も労力も精神的にも疲れ果ててしまいます。

 

それでも空き家を放置すると、まず雨漏りがおきます。

 

結露だって馬鹿にできません。

 

千里の道も一歩から、下の一滴から、でも雨漏りと同じことが始まります。

 

雨漏りは虫を呼び、動物を呼び、その糞尿が木材にかかると加速度的に、一説には水の100倍のスピードで家が傷んでいきます。

 

そうなるとあとは 自然のなすがまま、外壁が落ち、屋外と屋内の区別もなくなり、確実に朽ちていくのです。

 

 

およそ1年ほどすれば、土台が腐って柱が折れます。

 

こうなれば「家」とは呼べなくなるでしょう。

 

最後には、かつて庭の木々や草だったものが、古墳のようにこんもりと家を覆いつくし、微生物により分解され、自然の一部へと還っていくことになるのです。

 

【まとめ】

いかがでしたか?

 

空き家の維持管理費に影響を与える以下の要因を解説していきました。

 

・空き家の維持管理費は年55万円

・半年ごとに何かが起き、トドメは固定資産税が最大6倍に!

・人は3年で力尽き、空き家は9年で自然に還る

 

空き家の賃貸を続けるにあたって、維持管理費はどうしてもかかってきます。

 

その中でも、「修繕が必要なケースかどうか」についてオーナーと入居者間で起こるトラブルもあるでしょう。

 

これは、オーナーが直接入居者と交渉するがゆえに生じるトラブルです。

 

できれば、維持管理費にも関わるトラブルは避けたいですよね。

 

そんなときに、活用できるのがノムコムの仲介賃貸。

 

ノムコムの仲介賃貸サービスを利用すれば、入居者の窓口がノムコム(野村不動産)となるため、不要な手間やトラブルを避けることができるのです。

 

トラブル回避だけでなく、空室が続いた場合はノムコム(野村不動産)がオーナーに代わって入居者募集をしてくれます。

 

退去をするときは、もちろん退去手続きまで一括して維持管理してくれるのです。

 

ノムコム(野村の仲介+)は、業界屈指の大手業者ですので、割と信用はできるところでしょう。

 

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